【親の拒否反応なし】「電動車椅子はまだ早い!」歩きたい派の親に贈る、足が弱らない「ロボット歩行車」という選択

4.5
シニアカー・WHILL

「足腰が弱ってきた親に、楽に移動できる『WHILL(ウィル)』などの電動車椅子を勧めてみたんだけど…」

心配性のパパさん
心配性のパパさん

『そんな楽をしたら、足がどんどん弱ってしまう! 歩けるうちは自分の足で歩くんだ!』って、頑なに拒否されちゃってさ…。言ってることは正論なんだけど、坂道でふらついているのを見ると心配なんだよね。

モビまる
モビまる

なるほど、親御さんのその意欲、素晴らしいです! 実はシニア世代には「楽をする=悪(廃用症候群になる)」と考える方がとても多いんです。そんな親御さんにこそ教えたい、『歩くことを諦めさせない』魔法のツールがあるんですよ。

「電動車椅子はまだ早い!」歩きたい派の親に贈る、足が弱らない「ロボット歩行車」という選択それが、今回ご紹介する「ロボットアシスト歩行車(電動歩行器)」です。

これは「乗って移動する」のではなく、「自分の足で歩くのを、ロボットが手助けしてくれる」という、まさに「歩きたい派」のための次世代モビリティ。

もちろん、消費税がかからない「非課税対象」であり、条件を満たせば介護保険での格安レンタルも可能です。

この記事では、WHILLを断った親御さんでも「これなら使いたい!」と目が輝く、ロボットアシスト歩行車の魅力と、失敗しない選び方について徹底解説します。


「楽をすると足が弱る」は正しい?親の本音とジレンマ

足が弱ることを恐れる高齢者が医師に運動を勧められつつも重い買い物袋や急な坂道小さな段差で歩くことに苦労する様子

親御さんが電動車椅子(シニアカー)を拒否する最大の理由は、「廃用症候群(はいようしょうこうぐん)」への恐怖です。

「使わなければ、機能は衰える」。

これは医学的にも正しく、整形外科医やリハビリ専門職も「歩けるうちは可能な限り歩きましょう」と指導することが一般的です。

しかし、現実は過酷です。

「歩きたい気持ち」はあるのに、「体力と環境」が追いつかず、結果的に「転ぶのが怖いから出かけない」と家に引きこもりがちになってしまうのが一番の問題です。

これでは本末転倒ですよね。

そこで提案したいのが、「座って楽をする(車椅子)」のではなく、「歩く負担を半分にする(ロボット歩行車)」という選択肢です。


電動自転車の歩行器版!「ロボットアシスト歩行車」とは?

ロボットアシスト歩行車の紹介 上り坂を楽に下り坂を安全に歩けるように電動で補助する機能付き歩行器

「ロボットアシスト歩行車」を簡単に説明すると、
電動アシスト自転車の「歩行器バージョン」です。

見た目は一般的な手押し車(シルバーカー)に見えますが、タイヤの中にモーターと6軸モーションセンサー等が内蔵されており、人の動きや路面状況に合わせて「押す力」や「ブレーキ」を自動で制御してくれます。

ここが普通の歩行器と違う!3つの「ロボット機能」

モビまる
モビまる

ただのタイヤ付きの台車とは全く別物です。まるで『優しい付き添い人』が、常に手を添えて支えてくれているような安心感があるんですよ。


坂道も怖くない!日本のメーカー「RTワークス」の実力

ロボットアシストウォーカーRT.2の赤とクリーム色のモデル2台
引用:RTワークス公式サイト

このジャンルで圧倒的なシェアと信頼を誇るのが、日本のメーカーRT.WORKS(RTワークス)が開発した「RT.2」などのシリーズです。

おすすめモデル:RT.2(RTワークス)

「片流れ防止」が地味にすごい!

歩道には水はけを良くするために少し傾斜(横勾配)がついています。

普通の歩行器だと、重力で車道側に流されてしまい、腕が疲れます。

しかしRT.2は、ジャイロセンサーが傾きを検知し、ハンドルを軽く握っているだけで真っ直ぐ進むようにモーター制御してくれます。

これが「散歩が疲れない」最大の理由です。

家族も安心「GPS見守り」オプション

最新のモデルやレンタルプランによっては、GPS機能を追加できるものがあります。

「散歩に行ったきり帰ってこない」という認知症リスクへの対策としても有効です。


【損しない】買うよりお得?「介護保険レンタル」の仕組み

歩行器の購入と介護保険レンタル費用を比較するイラスト 購入10万円以上で驚く高齢者とレンタル月額400円から500円に喜ぶ高齢者と介護士

ロボットアシスト歩行車は、高機能なぶん、購入すると10万円以上します。

しかし、条件を満たせば介護保険を使って、月額レンタルで利用できる可能性が高いです。

レンタルの目安費用

借りられる条件(要介護度)

ここが重要なポイントです。

電動車椅子(WHILLなど)は原則「要介護2以上」でないと保険レンタルが難しいのに対し、歩行器は「要支援1・2」や「要介護1」といった軽度の方でもレンタル対象になりやすい種目です。

「まだ歩けるけど、少し不安」という段階の方こそ、ケアマネジャー(介護支援専門員)に相談してみてください。

「転倒予防のために必要」と認められれば、ワンコインで最新ロボットが使えます。


【徹底比較】「WHILL」と「ロボット歩行車」どっちを選ぶべき?

電動車椅子WHILLとロボット歩行車の違いを比較 WHILLは長距離移動や外出向け ロボット歩行車は歩行アシストやリハビリ向け

ここで迷うのが、「結局、WHILL(電動車椅子)とどっちがいいの?」という点です。

結論から言うと、この2つは「目的」が全く違います。

以下の比較表で、親御さんがどちらのタイプか診断してみましょう。

結論:両方あるのが最強

「WHILLを買うと歩けなくなる」のではなく、「歩くための道具(歩行車)」と「移動するための道具(WHILL)」を使い分けるのが、これからの賢いシニアライフです。


正直レビュー:デメリットはあるの?

良いことばかりではありません。

導入前に知っておくべき注意点(デメリット)も正直にお伝えします。


まとめ:歩く自信を取り戻すことが、一番の健康法

親御さんが「WHILLはいらない、歩きたい」と言った時、それは「まだ老け込みたくない」という心の叫びでもあります。

その気持ちを否定せず、応援してくれる「ロボットアシスト歩行車」は、きっと最高のプレゼントになるはずです。

もし親御さんが、
「最近、坂道がしんどくて散歩をサボりがちだな…」
とこぼしていたら、ぜひこの「RT.2」を提案してみてください。

「これなら、自分の力でどこまでも行ける!」
そう言って自信を取り戻した親御さんの顔は、何にも代えがたい親孝行になりますよ。

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