「親の免許返納説得はうまくいきそうだけど、次の車として『WHILL』がいいって聞いた。
でも、モデルが4つもあって、どれが親に合ってるのかさっぱりわからない…。」

親の免許返納説得はうまくいきそうだけど、次の車として『WHILL』がいいって聞いた。でも、モデルが4つもあって、どれが親に合ってるのかさっぱりわからない…。

お任せください!WHILLはモデルごとに『設計の目的』が全く違います。それぞれのスペックを分かりやすく整理し、お父様に最適な一台を導き出しましょう!
免許返納後の「新しい足」として圧倒的な支持を集める次世代モビリティ「WHILL(ウィル)」。
現在、ラインナップには「Model C2」「Model F」「Model S」、そしてハイグレードモデルの「Model R」の4種類があり、それぞれ特徴が大きく異なります。
この記事では、4つのモデルのスペックを徹底比較し、あなたの親御さんのライフスタイルに最適な一台を選ぶための判断材料を提供します。
1. 比較の前に知っておくべき「WHILL」の基礎知識
比較に入る前に、まずはWHILLという「乗り物」の基本を理解しておきましょう。
WHILLは「電動車椅子」だが、ただの車椅子ではない
WHILLは、法律上は「電動車椅子」に分類されます。
しかし、従来の「介護用品」としての車椅子のイメージを覆す、デザイン性と走行性能を兼ね備えた「パーソナルモビリティ」です。
法的定義とメリット
道路交通法上、WHILLは「歩行者」として扱われます。
- 走行場所:
原則として歩道を走行します(歩道がない場所は路側帯など)。 - 免許・ヘルメット:
不要です。誰でもすぐに乗ることができます。 - 税金:
消費税は非課税です。表示価格がそのまま購入価格になります。
この「歩行者扱い」という点が、免許返納後の移動手段として最適な最大の理由です。
2. 全4モデル(C2 / F / S / R)徹底比較スペック表
4つのモデルの主要なスペックを横並びで比較してみましょう。
それぞれのモデルが「何を重視して作られたか」が一目瞭然です。
| 項目 | Model C2 | Model F | Model S | Model R |
|---|---|---|---|---|
| 外観 | (ここに画像の挿入を予定) | (ここに画像の挿入を予定) | (ここに画像の挿入を予定) | (ここに画像の挿入を予定) |
| コンセプト | 走破性とデザインの最高峰 | 軽量・折りたたみ特化 | スクーター型の安定感 | Sの上位互換・快適性追求 |
| 価格(非課税) | ¥487,000〜 | ¥273,000〜 | ¥227,000〜 | ¥367,000〜 |
| 操作方法 | ジョイスティック | ジョイスティック | ハンドル・レバー | ハンドル・レバー |
| 重量 | 約52kg | 約27kg(最軽量) | 約63kg | 約69kg |
| 走行距離 | 18km | 20km | 33km(最長) | 28km |
| 最高速度 | 6km/h | 6km/h | 6km/h | 6km/h |
| 登坂能力 | 10度(パワフル) | 10度 | 7.5度 | 10度 |
| 段差乗り越え | 5cm | 3.5cm | 非公表(低め) | 非公表(Sより向上) |
| 折りたたみ | 分解可能(工具不要) | ワンタッチ折りたたみ | 不可 | 不可 |
| 回転半径 | 76cm(小回り) | 78cm | 148cm(大回り) | 148cm(大回り) |
(※価格は2025年11月時点のメーカー希望小売価格。オプション等により変動します。)
スペックから読み解くポイント:
- C2:
価格は高いが、走行性能(段差、小回り)は最強。 - F:
圧倒的に軽くてコンパクト。持ち運びに特化。 - S:
価格が安く、航続距離が長いが、小回りは苦手。 - R:
Sの基本性能をベースに、走破性と快適性を向上させた上位モデル。
3. モデル別詳細レビュー(それぞれの特徴)
それぞれのモデルの特徴を、メリット・デメリットと合わせて詳しく解説します。
Model C2:妥協なきフラッグシップモデル

WHILLの技術の粋を集めた、最高級モデルです。
特徴:
- オムニホイール:
前輪に独自の「オムニホイール」を採用。その場で回転できるため、驚くほど小回りが利きます。 - 高い走破性:
5cmの段差を乗り越えられ、砂利道や芝生も快適に走行できる強力なモーターとサスペンションを搭載。 - 洗練されたデザイン:
グッドデザイン賞など数々の賞を受賞した、美しいフォルム。
メリット:
- 最高の乗り心地と安心感。
- 狭い室内やエレベーターでもスムーズに移動できる。
- 所有する喜びを感じられるデザイン。
デメリット:
- 価格が最も高い。
- 本体重量が重く、車に積むには分解(工具不要)が必要。
こんな人におすすめ:
- 予算よりも性能とデザインを重視する人。
- 近所の散歩から買い物まで、あらゆるシーンを快適に楽しみたい人。
- 屋内外を問わずアクティブに使いたい人。
Model F:行動範囲を広げるポータブルモデル

「持ち運べる」ことに特化した、軽量・コンパクトモデルです。
特徴:
- ワンタッチ折りたたみ:
レバー操作一つで瞬時に折りたため、スーツケースのように引いて運べます。 - 軽量設計:
バッテリー込みで約27kgと、C2の約半分の重さ。 - 高い積載性:
タクシーのトランクや新幹線の荷物置き場にも余裕で収まります。
メリット:
- 圧倒的な携帯性で、旅行や帰省のハードルが下がる。
- 玄関の隅など、狭い場所にも収納できる。
- C2に比べて価格が手頃。
デメリット:
- 乗り心地(クッション性)や段差乗り越え能力はC2に劣る。
- 折りたたみ機構のため、フレームの剛性感はC2の方が上。
こんな人におすすめ:
- 車や公共交通機関と組み合わせて、遠出を楽しみたい人。
- マンションなどで保管場所に限りがある人。
- アクティブに外出し、行動範囲を広げたい人。
Model S:自転車感覚で乗れるスクーターモデル

従来のシニアカーのイメージを一新した、ハンドル操作のモデルです。
特徴:
- ハンドル操作:
自転車やバイクと同じ感覚で操作できるため、乗り換えの違和感が少ない。 - 大容量バッテリー:
一回の充電で最長33km走行可能。長距離の移動も安心。 - 高い安定感:
4輪のしっかりとした車体で、直進安定性に優れています。
メリット:
- ジョイスティック操作に不安がある人でも馴染みやすい。
- 充電頻度が少なくて済む。
- 3モデルの中で最も価格が安い。
デメリット:
- 回転半径が大きく、狭い場所でのUターンや方向転換は苦手。
- 折りたたみができず、重量もあるため、保管場所を選ぶ。
こんな人におすすめ:
- これまで自転車や原付に乗っていた人。
- 一度の外出で長距離を移動する人。
- 初期費用をなるべく抑えたい人。
Model R:Sの上位互換・快適性追求モデル

Model Sのスクーター型をベースに、さらに快適性と走破性を高めたハイグレードモデルです。
特徴:
- 高い走破性:
Sよりも大きなタイヤと強力なモーターを搭載し、段差や悪路の走行性能が向上。 - 快適な乗り心地:
サスペンション性能が強化され、長時間の走行でも疲れにくい。 - プレミアムなデザイン:
Sの上位モデルとして、より高級感のあるデザインとカラーリング。
メリット:
- スクーター型の操作感で、より快適で安定した走行が可能。
- Sよりも行動範囲が広がる(航続距離はSより短いが、走れる道が増える)。
デメリット:
- Sよりも価格が高い。
- 重量があり、折りたたみもできないため、Sと同様に保管場所を選ぶ。
こんな人におすすめ:
- ハンドル操作が好みで、より快適な乗り心地を求める人。
- 近所の移動だけでなく、少し荒れた道や坂道も走行する機会がある人。
- 予算に余裕があり、Sよりもワンランク上の性能を求める人。
4. 【フローチャートで診断】あなたの親に最適なWHILLはどれ?
親御さんのライフスタイルに合わせて、最適なモデルを選びましょう。
以下の質問に答えてみてください。

5. まとめ
WHILLの4つのモデルは、それぞれ異なるターゲットと利用シーンを想定して設計されています。
「どれが良い悪い」ではなく、「親のライフスタイルに最も合うのはどれか」という視点で選ぶことが重要です。
- Model C2:
性能・デザイン妥協なしのプレミアムモデル。 - Model F:
持ち運び自由なポータブルモデル。 - Model S:
自転車感覚で乗れるスタミナモデル。 - Model R:
Sの上位互換、快適性追求モデル。
スペック比較で候補を絞ったら、次は実機での確認が必須です。
カタログスペックだけではわからない「乗り心地」や「操作感」を、ご両親と一緒に体験してみましょう。

なるほど、うちの親父は旅行好きだから、車に積める『Model F』が良さそうだな。でも、やっぱり高い買い物だし、いきなり買うのは怖いなぁ…。

その通りです!決して安い買い物ではありません。だからこそ、購入前に必ず『試乗』や『レンタル』で実際の使い勝手を試すことを強く推奨します。次回は、失敗しないための『WHILLのレンタル・試乗方法』を詳しく解説しますよ!


